アラフィフ親父の筋トレ今昔日記。以前と比較してどう変化したかを綴ります。

40代後半より筋トレを始めたアラフィフ親父の筋トレ日記です。中年になっても効果のある方法やオススメグッズ、体のケア方法なども併せてお伝えしいきますね。

やっと決まりましたね!


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19年ぶりの日本人横綱の誕生がつい先程決定しましたね。本当におめでとうございます。同じ日本人して本当に嬉しく思います。

 

もうそんなに時間が経つんですね。本当に早いです。大相撲はやはり日本の国技です。稀勢の里横綱になるまでは、モンゴルの横綱しかいなかったので、これを寂しいと感じていたのは私だけではないと思います。

 

やはり言葉の壁は大きいと思いますし、日本の武道なり武士道なりの精神を理解するのは外国人には難しいと思うからです。

 

例えば、相撲の世界ですから勝負の後には必ず勝った方と負けた方に分かれますね。通常のスポーツならば勝った方がガッツポーズなり勝ったことを表す大げさなポーズなりをして観客にアピールする、そしてその反面負けた側は打ちひしがれて退散するというのはよく目にする光景だと思います。

 

最近の相撲の取り組みでもガッツポーズなどの派手なパフォーマンスまではなくても、小さくガッツポーズをしたり、勝ち誇るなどの行為は見ることが出来ますね。でも、それってどうなの?と私は思うわけですね。

 

お互い正々堂々の勝負を繰り広げて勝つ、負けるの結末が決まる、勝った方と言えども負けた方を敬い、敬意を表すのは当たり前の事です。それが相撲道というものだと私は理解しています。

 

日本人なら何となくその理屈は理解できると思いますが、これが海外の人となると非常に難しい訳ですね。勝負の世界だから勝てばいい、勝つためなら何をしてもいい、勝つためなら手段を選ばないという行為に走る訳ですね。

 

例えば、番付が下位の力士が上位の力士に対して、立ち会い変化したり、何か突拍子もない技を使うという事は許されてもいいでしょう。

 

この世界は番付けが違うと、力の差が歴然な訳ですからね。でも、上位の人間が下位の人間にそういう事をすればどうでしょうか?

 

これは卑怯な行為として捉えられても仕方がない事です。これが日本人の考え方なんですね。これは多分海外の人には理解出来ない事だと思います。

 

もう一つ例を挙げれば、なん場所か前の白鵬と下位の力士の取り組み。白鵬が立ち会い変わって一瞬で勝負が着いた時がありました。その時の観客のブーイングは凄かったですね。もちろんブーイングの相手は白鵬に対してです。

 

特に横綱ともなれば、下位の力士の挑戦を正々堂々と受けて、そして勝つ、それが横綱の責任であり努めなんですね。

 

そして、もし負けても表情に出さない、淡々と負けを認めて引き上げる、それくらいの心を持たないといけないということですね。

 

これも一つ例を出しますが、今場所途中休場した日馬富士ですが、彼は負けた時は必ず悔しそうな顔をしたり、首をかしげたりしますね。

 

あれって見ていて、あんまり気持ちがいいものではないですね。稀勢の里ならどうでしょうか?負けても表情一つ変えず、たんたんと土俵でいち礼して土俵を下がるはずです。

 

それが上位の姿勢であり、上に立つものの姿勢なんだと思います。かつての名横綱、大横綱と呼ばれた横綱もそうでしたね。

 

勝つことが使命である横綱でありますが、負けても威風堂々としている。態度や表情に表さないというのは大切な要素だと思います。

 

横綱たるもの、そういう心持ちであって欲しいと思います。